ノルウェージャンフォレストキャットのソラは、我が家の他の猫様たちと少し違います。
ソラは、ゲージを2階の寝室に設置し、他の先住猫とは離れて過ごしています。
寝室では、私たち人間に初日からゴロゴロべったりしてきて、今までの子と違うな(・∀・)ニヤニヤとしました。
この子は、我が家初のベッタリさんになるぞー♪と思いました。
しかし!!そうでもありませんでした。
ソラは、噛む・爪をたたてて逃げる・自分の前で嫌なことが起こりそうになると前足を使って防御しようとする(ひっかく)など、今まで先住猫はしなかった仕草を多くするのです。
抱っこなどをして嫌だから爪をたてて逃げようとすることは、他の先住猫もするので、「嫌なんだ…(T_T)」って思えるのですが、噛み癖とひっかくのはどうにかならないものかと思います。
そして、もう一つは、他の猫を襲うことです。
多くは、ひめちゃんが犠牲になっています。
ソラが力いっぱい上から押しつぶすような感じのじゃれあいのひどいバージョンです。
ひめちゃんが、「ヴォォガァァァ」のような今まで聞いたことのない声をだします。
あまりにしつこいとケガをしたらいけないので、止めに入るくらいです。
で、止めに入られると今度は目についた人や猫に向かってとびかかっていきます。
油断していた猫たちが突然襲ってくるソラに対して、「シャー」と応戦しますが、すぐに走って逃げていきます。
あまりにひどいので、ある日、トッド君が「ソラを病院に連れていけ!みてもらってこい!」といいました。
「え?病名は?なんの理由で?」ときくと、
「わからないけど、みてもらってこい。ひめが可哀そうだ」と…
えーΣ(゚Д゚)連れていく理由がないと、なにをみてもらえばいいかわからんじゃん!動物病院は安くないんだぞ!と思いながら検索してみました。
すると、「猫の激怒症候群」というワードに出会いました。
猫の激怒症候群ってなに?
猫の激怒症候群とは、普段はおとなしいのに、何のキッカケもなく攻撃的になるというものです。
日本の動物病院では「突発性攻撃行動」とよばれ、猫に関しては発見されてから日が浅いため、症例もすくなく不明なことがまだ多いようです。
猫の激怒症候群、その症状は?
猫の激怒症候群の症状はどのようなものがあるのでしょうか?
リストアップしてみます。
- ある時期を境に突然攻撃的になる
- 攻撃のキッカケが一貫していない
- ウトウトしているときのように眠りの浅いときに攻撃がおこりやすい
- 威嚇などなく突然襲い掛かる
のようです。
犬の激怒症候群の原因
猫よりは研究の進んでいる犬の激怒症候群の原因は、「てんかん」の発作といわれています。
「てんかん」は、大脳の神経細胞に異常な電気的興奮が起こることが原因ということです。
その発作が原因で激しい攻撃をしている可能性が高いようです。
猫も犬と同じように、「てんかん」が原因ではないかと考えられているようです。
そらの症状として、どのようなものか?
- 基本的にひめちゃん(女の子で弱いから?)を最初に追い掛け回して、押しつぶす。
- ひめちゃんが逃れられないから、ガゥガゥいいながらいくら応戦しても逃れられない。
- みかねた、ナッツが引き離しに入ると、逃げたひめちゃんをさらに追い掛け回す。
- 時に引き離しに入ったナッツに向かって爪を出して飛びついてくる。
- また、引き離しに入られた際に、近くに別の猫がいて、その猫が目に入るとその猫に爪をだして飛び掛かる。
その際、威嚇の動作は一切ありません。
物などにあたることはありませんが、人や猫には一度スイッチが入ると止めに入るまで続けます。
はじめはじゃれているだけかと思いましたが、じゃれるにしては激しいのと、回数が多いので
どうしたものかという状況でした。
ソラを病院についていきました。診断結果は?
トッド君に「病院に連れていけ」といわれ、病院の先生に説明するために「激怒症候群」という病名を得たナッツは、
ソラを病院に連れて行きました。
その結果…
ソラは、激怒症候群ではないといわれました。
診断内容は、口頭で説明しただけです。検査等は何もしていません。
先生から聞かれた内容としては、「トイレ以外のとこでおしっこしませんか?」ということだけでした。
ソラは、何度か来た当初トイレ以外の場所でおしっこをしているので、「あります」と答えました。
そのやり取りだけでした。
そして、「典型的な猫の問題行動です。」ということを言われました。
その際、私は、ホントに?あれだけ攻撃的なのに?激怒症候群じゃないわけ?
と診断結果に納得ができない感じがありました。
しかし、「激怒症候群」の原因が「てんかん」かもしれないということを考えると、
「激怒症候群」じゃなくてよかったなと思いました。
ソラの「問題行動」をどう改善していくかが課題となりました。
改善できそうな原因だったので、結果的に病院に連れて行ってよかったなぁと思います。
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